純資産価額方式は、会社の資産の額から負債の額を控除し
た純資産価額を自社株の価値とする方法です。つまり、会社
の清算価値に着目した評価方法となります。

(1) 純資産価額の計算方法
純資産価額方式とは、会社の資産および負債を相続税評価額に評
価替えして、株価を計算する方法をいいます。具体的には、以下のよう
に計算します。
※ 1 含み益→相続税評価額による純資産価額から帳簿価額による純
資産価額をマイナスすることにより計算します。また、含
み損となる場合には、帳簿価額による純資産価額から
その含み損となる金額を減額します。
※ 2  42%→会社が解散したものと仮定した場合の法人税等の税率
です。なお、平成22 年10 月1 日から平成24 年3 月31
日までに取得する自社株については、45%で計算します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

事業承継

  1. 未上場会社のオーナーが、自社株の評価額を把握していない ため、相続に際して後継者が納税資金を確…
  2. 非上場会社の株式は市場での取引が行われていないため、換 金性が低い財産です。しかし、発行会社へ…
  3. 会社の事業のうち高収益部門を分社化することで、次のよう な効果が期待できます。 (1) 高収…
  4. 後継者を決定したら、次に後継者としての教育を行い経営者としての能力や自覚を築き上げなければなりません…
  5. 純資産価額方式は、会社の資産の額から負債の額を控除し た純資産価額を自社株の価値とする方法です…
  6. 原則的評価方式による評価は、以下の流れに沿って行います。 ① 会社規模の判定 ② 特定会社の判定…
  7. オーナー所有の株式を従業員持株会に譲渡することで、次の ような効果が期待できます。 (1) …
ページ上部へ戻る