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- 第四章 国外財産の評価方法
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アメリカにある賃貸物件の評価?
Q3
アメリカにある賃貸物件(借地権・借家権割合)はどのように評価しますか?
アメリカにある賃貸物件(借地権・借家権割合)はどのように評価しますか?
A
海外にある土地・建物の評価については、売買実例価額や不動産鑑定士などの精通者意見価額を斟酌して評価します。
海外にある土地・建物の評価については、売買実例価額や不動産鑑定士などの精通者意見価額を斟酌して評価します。
解説
海外の賃貸物件の評価方法
日本の財産評価基本通達では、土地や建物などの賃貸物件は借地借家法に基づき、
その物件の借地権や借家権を考慮して評価するものとしています。
しかし、アメリカには借地借家法に相当するような法律はありません。
したがって、既出の土地・建物の評価同様、財産評価基本通達に定める方法に準
じた方法又は売買実例価額、精通者意見価格等を斟酌して評価します。賃貸物件の
時価は、その実例価額や意見価格に織り込まれてくるものと考えられます。